疾風上昇 報告書07
この記事は今の心情を5・7・5に。の続きです。つまりこの日2件目の記事です。
理由とコメント返しは上の記事で。つことで、疾風上昇第7話です。
これまでの話はこちら。
報告書07 『各々の魔誓武器 後編』
-クレイ視点-
昨日の騒動から、翌日。
なんか現実味がない…あれは夢だったんじゃないか、なんて思ってしまう…。
夢だったら僕大分想像力豊かだな…気持ち悪い。
けど…夢じゃないということを物語る決定的な証拠はある。

この腕輪だ…。武器から戻ってから、少し見た目がおかしい。
クレイ「…………」
丁度休みだ。
行くか、櫻井家。
-櫻井家-
メガ「………む、」
零琶「? どうした?」
メガ「こちらに近付いてくる気配がある…」
フラム「あっ、もしかしてクレイかな?」
コア「丁度いいな。今呼ぼうとしてたとこだし」
メガ「連れてくる」
フラム「いってらっしゃぁーい」
クレイ「…! メガ…?」
メガ「よぉ。お前も昨日のことについて聞きにきたんだろう?」
クレイ「…まぁね」
…よく分かったな…こっちに向かってくることも、何しに来たのかも。
でも近所でよかった。遠いところだったら歩いていけないし、自転車で行くのも面倒だ。
てか、『お前も』…てことは、フラムもいるのか…?
メガ「分かるだろうが、こっちだ。早く行くぞ。…3人待ってるんだ」
3人?零琶と、フラムと…あともう1人…?誰だろう。
零琶「めんそーれ。櫻井家へよーこそっ」
クレイ「め…めんそーれって…」
ようこそって2回言ってることになってるような…つか何故めんそーれ。
コア「まぁ座れ。早く済ませたいしさ」
メガ「ここお前の家じゃないだろうが!」
…あ、昨日の人だ。コアっていってたっけ?
コア「まーとりあえず、自己紹介。 私の名はコアだ。よろしくー」
クレイ「…操雷クレイ、です」
フラム「草原フリート!よろしくねーっ」
フラム馴れ馴れしっ。てか先にいたのに名乗ってなかったの…?
コア「クレイにフリート…これが新人2人組か。まさか女2人だとはね~」
クレイ「…僕男なんですけど」
コア「ん?そーなのか?」
やっぱり間違われるのか…もうホントどうにかしたいなこの事態…
メガ「あ、性別についての補足な。コアは女だ」
クレイ「女…?……え、男じゃないの?」
メガ「やっぱ誤解してたか…」
零琶「じゃぁ、お互い様だな! クレイ、コア「黙っとけイガグリ」 暴言のWパンチ!?」
うわキモっ。もろに落ち込んでる。弱いなこのイガグリ…。
メガ「…あー、それでな。昨日のことなんだけど」
フラム「あ…そうだよ、あれなんだったの?!」
メガ「急かすな。まずこれから説明するか…」
コトッ…コトッ…
石…といっても普通の石っぽくはない。メガはそれをなんかたくさん出してる。
…あ、昨日のなんか気持ち悪い色の球体のやつだ。
メガ「まぁこーいう石みたいなのを魔誓石といって、なんか変な力を秘めている石だ。使い方次第でとんでもない凶器になったりもする」
零琶「使い方を誤ったら、の話だけどな。そうじゃなくても凶器は凶器だけど」
どっちにしろ凶器じゃん。
クレイ「…とにかく、この石は色んな力を持ってるんでしょ?」
メガ「簡単に言っちゃえばな。回復させたり、昨日みたいに力を解放したり、敵を攻撃するための武器になったり。種類はたくさんある」
コア「んで、その魔誓石を扱う者を総称して魔霊者という。動物でもそれを使う者はいるんだ」
総称して…まれいしゃ?聞きなれない言葉だな。…つか動物でもそんなんいるんだ。
零琶「動物としての例は…こんなんかな」
あ、なんかそこら辺に歩いてた動物を掴んだ。…犬?
メガ「犬じゃなくて狼だぞ。狼のウェルだ」
ウェル『………』
鳴かない狼。大人しいな…でも爪鋭っ
零琶「動物系は主に、魔誓石で人の姿に変わったりする。それで戦いやすくしてるんだ。元の姿でも戦うことはあるけどな」
コア「…あぁ、もう1匹…いい例がいた」
クレイ「…なぜ僕の荷物を見るの」
コア「そんなかにいるぜ」
クレイ「!?」
この中に?いつ入り込んで…
…あ、本当だ、なんかいる…!
…ゴソ… …ガシッ!
捕まえた…何なんだコレ。
クレイ「………」
黒猫。首輪…についてる大きい石。この石なんなんだろう。
…いや、つーか…なんか見覚えが…
クレイ「………ゾルフィア!?」
コア「ゾルフィアって名前なのか?てか、飼い猫?」
え、これがいい例?どういうこと?まさかこの首輪の石が魔誓石?
零琶「動物の魔霊者は…魔動物っていうそのまんまな名前だったかな」
メガ「魔誓石関係の単語はこんなもんか。あとは…始末者とかか?」
クレイ「始末者…」
零琶自身が言ってた言葉…始末隊ってやつと関係あるのかな。
零琶「俺はいろんな魔霊者から始末者って呼ばれてんだ。時々、その見た目からなのか死神って呼ばれることもあるけど」
メガ「俺は疾風…だっけ。…確か総合的にスピードが速いからだったかな…」
コア「零琶が始末者と呼ばれてるのは、見た目からっていうのもあるが、元々始末隊にいたやつだからってのが一番の理由だ。圧倒的な力を持ってたからだったよな、父親に似て」
フラム「え…もしかして、家族ぐるみで昨日みたいなことやってんの!?」
メガ「正解。しゃーないだろ、先祖代々やってきてんだ…昔からやってる店を子供が継いで更に長く続かせるのと同じだよ」
零琶「とはいっても、父親行方不明だけどな~」
行方不明…軽く言えるようなことじゃないでしょそれ。
クレイ「…で、始末隊ってのは?」
メガ「コアが所属している部隊。昨日のように、怪我してる奴の後始末…味方だったら治療をしたり、時に戦闘に加わって敵の殲滅をするのが仕事。つまり、始末者は単独での仕事、始末隊は全体でやらないと解決できないようなものを担当する」
コア「…始末者は零琶1人だけどな。だから零琶自体の別名みたいになってる」
なるほど。仕事は大体同じで、違うのは人数だけってことか。
メガ「これでまぁ…大体は話したろ、多分」
フラム「ちょ、ちょっとまって!大事なこと聞いてないよ!」
メガ「ん?」
フラム「あの襲ってきた人たちはなんだったの!?それに、メガ達は結局何者なの!?」
そういえば、そのこと忘れてたな…重要なことなのに。
メガ「…あいつらは、マインドカンパニーてとこのやつらで、表は普通の会社なんだが…裏では魔誓石を使ってなんかとんでもないことをやらかそうとしているやつらだ」
零琶「で、俺達はそれをなんとかするための対抗勢力。あいつらが襲ってくる理由は、自分達が行動しやすくするための主力潰しと魔誓石集め。
ちなみに、警察内の偉い方々には了承を得ているからやつらを潰すことに関しては警察は関与しないんだってさ」
フラム「そ、そうなんだ…」
随分おおがかりな…それだけそのマインドカンパニーってとこが考えていることは恐ろしいことなのかな。
コア「…主力のやつらと始末隊のやつらは大分殺されててさ…今は人手を必要としてんだよね」
メガ「その人を必要としている状態のときにこの町へ来るように言われたのは理由があるんだぜ」
クレイ「理由…?」
メガ「この町は昔から魔霊者がよく見つかる町なんだ。大抵あまり見つからないんだけどな…ここだけは、何故かよく見つかる」
クレイ「それを使って、今の人手不足を何とかしよう…ってこと?」
メガ「そうだ。…てことで、操雷クレイ、草原フリート!」
零琶「これからこちら側の人間として、協力よろしくな!」
クレイ「…それは強制的…?」 メガ、零琶、コア「勿論」
『各々の魔誓武器 後編』
こうして、この日から非現実的な日常が始まってしまったのでした…(クレイ)
フラム「怖いな~…あんな風に戦うの、もうこりごりなんだけど…」
まぁそのときはそのときということで、勢いで頑張ってください。
フラム「勢いでできることじゃないでしょ!?」
まぁまぁまぁ…あ、書いている途中でSIDOさんよりコメントが来ましたので、今日の1件目の記事にSIDOさんへのコメント返しを追加しました。コメント有難うございました!
フラム「…あのさ…近況報告ってあるでしょ?私特にないんだけど…」
…なんかやったとかないんですか?
フラム「ん~…あ、メガと一緒に新年祝ったけど」
じゃあもうそれで…クレイは?
クレイ「突然振らないでよ。…特にない。餅料理多くなったぐらいしか」
それは悲惨な…うちの餅は全部カビ生えて全滅したんですけど…
クレイ「そっちのが悲惨なような…」
フラム「バトン第5回担当はサリアだよ!おっ楽しみに!」
ちなみに、動物系(ウェルやゾルフィア)の名前は友達Eに考えていただきました。協力ありがとーう!
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コメント
どうも―、音色です。早速コアが出てるんでびっくりしました。もうちょっとあとかと思ってた…。
コア「んだよー、その言い方はねぇだろー。」
では、早速感想。
コアの口調はあってますよー。強いて言うならもっと砕けてていいですよ。
クレイ達、戻れない世界に踏み込みましたねー。まぁ、戻れないと割り切っちゃえばあとはエンジョイしちゃえ。
強制的なら仕方無いじゃん。慣れて楽しんじゃえ。私だったら喜んで協力するぞー。
コア(どーゆー思考回路してんだこの作者は…)
零琶は死神でメガは疾風…。予想通りというかピッタリというか…。
コアは…なんだろう。卑劣(ずるくていやしい様子)で悪辣(やり方がたちが悪くてあくどい事)でせこくて…合う言葉がないような。
コア「そうほめるんじゃねーっての。」 いや、ほめてないんだけどな…。
始末隊ですか。きっとコアはその中でも浮いてるほうなんでしょうね。だって団体行動しないから。
いや、きっと団体にはうろうろ~とついていっていつの間にかいなくなってます。そーゆーやつなんです。
コア「だって普通の戦闘向きじゃねーもん。」
ええ、こいつは普段は戦闘しません。全部他人任せです。戦闘は相手を罠にはめて絶対反撃してこない状態に陥れてからいびり倒すやつですからねー。
普通の戦闘向かないのは事実です。体力ないし。まず、相手の目をつぶして、足元すくって、それからですね。
とりあえず小道具を使って敵の自由を奪わないと攻撃しないんですよ。
ちなみに敵をだますためなら平気で味方を襲います。そして逃げます。逃げ脚だけはすさまじく早いですよ。
後、こいつはよく一人でうろうろして情報集めしてますよ。学校ももちろんいってません。
後、こいつと会話するときの注意を。知識は山ほどあるこいつですが、常識はありませんから。気をつけてね。
コア「おぉし、これからよろしくな~。」
また来ます。それでは!
投稿: 音色 | 2009年1月 9日 (金) 20時31分